松野殿御返事 |
【本文】 或は「若実若不実」とも説かれたり、之れを以つて之れを思ふに 忘れても法華経を持つ者をば互に毀るべからざるか、其故は法華経 を持つ者は必ず皆仏なり仏を毀りては罪を得るなり |
【内容】 この御書は建治2年12月9日、現在の静岡県に住んでいた松野 入道さんに宛てられたお手紙で、別名を「十四誹謗抄」といい、私 たちが、ついつい犯してしまいがちな誹謗を戒められています。 今回の範囲では、指摘されることが真実であったとしても、ウソ であったとしても、妙法を受持している人を謗ってはいけない。そ の理由は、法華経を受持する人は皆仏であり、仏を謗れば罪を得る からであると仰せです。 決して人の非を責めたりするのでなく、補いあい、守りあってい くことが、また、どこまでも同志を尊敬し、大切にしていくことが 信心の要諦になります。 個性を大切にしながら呼吸を合わせ、楽しく広布の活動を進めて まいりましょう。 2004/03/06(土) どん兵衛の館にて 次回からは、ちったぁ早くアップだぜ! m(_ _;)m |