聖人御難事
1190頁10行〜1190頁12行

【本文】

  設い大鬼神のつける人なりとも日蓮をば梵釈・日月・四天等・天
 照太神・八幡の守護し給うゆへにばつしがたかるべしと存じ給うべ
 し、月月・日日につより給へ・すこしもたゆむ心あらば魔たよりを
 うべし

【内容】

  この御書は「熱原の法難」の渦中、弘安2年10月1日、門下一
 同に宛てられ、鎌倉の中心者であった四条金吾のもとに留めるよう
 に指示されたお手紙です。
  今回の範囲では、まず大聖人ご自身が数々の大難を乗り越えてこ
 られた戦いを通して、諸天善神に守護されているので、たとえ「大
 鬼神のつける人」であったとしても危害を加えることは絶対にでき
 ないと断言されています。
  そして、日々、なにがあってもビクともしない強情な信心を貫い
 ていきなさい。もしも難を恐れたり、疑いをおこしたり、油断した
 ならば、その心の隙に魔がつけ入ってしまうと指導されています。
  私たちも大聖人直系の門下として、池田門下生として、なにがあ
 ってもビクともしない大確信で、強情な信心で、創価完勝を現実の
 ものにするために、堂々と、悠々と楽しく戦ってまいりましょう。

               2004/03/06(土)  どん兵衛の館にて


  すでに3月やねん。今頃2月の御書とは... m(_ _;)m


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