【内容】
この御書は、蒙古の国書が日本に伝えられた文永5年から、身延
入山までの9年間の大難の様子や大聖人の御振る舞いを述べられて
いることで有名な御書です。
当時、現在の千葉県の婦人部にあたる光日房という方に送られた
お手紙で、この方は、子供とご主人に先立たれましたが、大聖人の
指導、激励により純真な信心を貫かれた方です。
今回学ぶ範囲では、まず、過去、正法時代、像法時代の行者です
ら弘めることのできなかった法華経の肝心、南無妙法蓮華経を、命
にもおよぶ大難を乗り越え、大聖人が広宣流布の道を切り開らかれ
たことを述べられています。そして「二陣三陣と」と大聖人が呼び
かけられているように、弟子として広宣流布を目指し、異体同心に
して、また師弟不二の信心に励んでいきなさいと仰せになっておら
れます。
時は流れ昭和の時代、初代牧口先生から第二代戸田先生へ。そし
て、第三代池田先生へと師弟不二の戦いにより、広宣流布の大道が
脈々と受け継がれ、確実に前進してきました。
現在では、池田先生により、御書の通り全世界へと広宣流布の大
道が切り開かれています。私たち弟子も「二陣三陣」と続いていけ
るよう、あの「大阪の戦い」に続いていけるよう、四者一体となっ
て、「今ふたたびの陣列」により、正義の言論戦を断固、勝ちとっ
ていきましょう。
2003/02/02(日) どん兵衛の館にて
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