【内容】
このお手紙は、建治2年8月に身延の地で認められ、今風に言え
ば千葉県の市長さんにあたる武士、曾谷殿に与えられたものです。
本抄は別名を「成仏用心抄」といい、成仏についての要法が説か
れています。
今回の範囲では、誰を師と仰ぐのかが大事であると言われていま
す。また、創価学会の正義、仏法の正義、あるいは、正しい人生の
あり方を言い切ると、要するに折伏を推し進めて行くと、中傷や迫
害を蒙るけれど、「忠言耳に逆う」と言われるように、いきなり非
を指摘されると、指摘された人がムッとするのは当り前だし、それ
が道理だから、「いまだこりず候」の大聖人の御精神通り、折伏、
弘教の戦いをすすめることが大事だと言われています。
最後に、田植えの例を引かれて、相手が信じようと信じまいと、
その人の生命に仏の種を植え付けること、すなわち下種の実践が大
事であることを述べられています。
今回の座談会御書を読んだからには、池田門下生として、相手が
信じようと信じまいと、なにがあろうとなかろうと、「いまだこり
ず候」と自身に言い聞かせ、折伏戦を大勝利していきましょう!
2002/10/02(水) どん兵衛の館にて
|