顕仏未来記
御書全集 : 507頁 5〜6行

【本文】

  仏の滅後に於て四味・三教等の邪執を捨て実大乗の法華経に帰せ
 ば諸天善神並びに地涌千界等の菩薩・法華の行者を守護せん此の人
 は守護の力を得て本門の本尊・妙法蓮華経の五字を以て閻浮提に広
 宣流布せしめんか

【内容】

  この御書は、大聖人が釈迦の未来記、法華経を身を以って実証さ
 れたことを述べられ、そして大聖人の未来記である世界広布ができ
 るという大確信を述べられています。
  立宗宣言以来、生命を狙われるほどの大難の連続であるにもかか
 わらず、佐渡の地に於いて「幸いなるかな」云々「悦ばしいかな」
 云々と御本仏としての大歓喜と大慈悲をもって記されています。
  大聖人が法華経を証明されたように、創価学会の歴代会長もまた
 大聖人の御書の通りの実践をされ、私たちに、この偉大な仏法を教
 えて下さいました。弟子として師匠の想いに応えていけるように、
 妥協をはいし、ますます強情な祈りで闘っていきたいと思います。
  本文にも、守護の力を得てとありますが、諸天に守護されるのを
 待つのではなく、諸天を揺り動かす強情な祈りが必要であることは
 言うまでもありません。大聖人の闘いには中途半端は一切ないので
 す。私たち弟子も、悪は断じて許さない不退の覚悟で闘っていきた
 いと思います。

                  2002/04/14(日)  地区座にて


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