法蓮抄 |
【本文】 悪王あつて法華経を失わば身命をほろぼすとも随うべからず、持戒 精進の大僧等・法華経を弘通するやうにて而も失うならば是を知つ て責むべし、法華経に云く「我身命を愛せず但だ無上道を惜しむ」 云々 |
【内容】 このお手紙は現在の千葉県にあたる下総国に住まわれていた曾谷 さんに宛てられたものです。当時、大聖人は曾谷さんのことを曾谷 教信入道法蓮を呼ばれていたようです。入道とは在家で信心を頑張 っている人のことで、曾谷さんのことを法連上人と称えられていま す。一般的には上人は出家した人につけるものですが、大聖人から 見れば、信心には出家も在家も関係なく皆平等であるということが うかがわれます。どっかのクソ坊主とは違いますね。 今回の範囲は、まさに権力者やクソ坊主どもの策謀と断固として 戦い、正法を護りきることが大事だと記されています。これを身近 なことに置き換えてみますと、悪に誑かされている人を救っていく こと、すなわち折伏が大事だということになります。 自身の人間革命を目指して、広宣流布を目指して、勇気をふりし ぼって、どんどん折伏・対話に励んでいきたいと思います。 2002/03/17(日) 地区座にて |